人間は一人では生きていけないものです。
一人が淋しいのではなく必要とされてないと生きていけないんです。
あぁ、ちょっと違いますね。
本能が他者のために何か役立ちたい欲求があるんです。
そこで、
人のために何か役立ちたい気持ちが、
間違った観念を植え付けることがあります。
間違った観念を持ってしまうと、
何かにつけ自分を正当化したくてそれがストレスを引き起こすんです。
親子供の関係は簡単そうで一番複雑です。
私の場合、
認知症気味の母、
本能で生きるような娘がいるのですが
(野生的ですが野獣ではありません^^;)
この関係で思うようにいかなくて苛立つことまあります。
苛立ちは、「こんなにあなたの為にやってるのに!」
という思いです。
ここで自分正当化が頭をもたげてきます。
しかし心の底では間違った観念だと解っているので、
抑えきれない苛立ちは自分の中で撒き散らし・・。
誰一人耳を傾けてはいないのに心の中でグチグチと叫び続け、
それで解決などするはずはなく、
何も解決はしてなくて気持ちを持ち越して、
寝なくちゃならないから、自作自演を終わりにする。
間違った観念がストレスを引き起こします。
親は大切にいなくてはいけない、
子供は責任を持って育てなくてはいけない。
そしてこの観念を持つ自分を正当化する。
しかし、「あなたの為」の本音は、
認められたい、労ってほしい、痛みを解ってほしい・・・
虚しい承認欲求です。
相手のためとは建前で、本音は自分のためなのですよ。
スピリチュアル的には
相手のためは良い波動を届けることです。
相手が良い波動を感じれば、
認められ、労いの言葉をもらい、感謝もされるんです。
ではどうするか?
やはり根本は自分ありきなのですよ。
あなたのためはエゴでしかないんですね。
自分の外側は変えられなくても内側は変えられる、
内側が変われば外が変わる。
自分の波動が上がれば、相手の波動も上がります。
親は親の人生で、
子供は子供の人生で、
自分は自分の人生です。
親の人生を背負う必要もなく、
子供の人生を自分の思うようにすることは本当の愛ではありません。
まずは相手のためにやってる感を手放し、
自分の成長のために、
自分のために行動することを一番に考えることです。
自分のためだと考えれば、
相手が求めていないことまでやる必要はなくなります。
どう思われても何を言われても、
神様は自分自身を一番大切に生きることが良しと応援してくれます。
と、考え行動したら、
娘との関係は良くなり娘は私を応援してくれるようになりました♡
認知症の母は相変わらずです(笑)