『スピリチュアル』というと、少し偏った捉え方をされてしまうことが、
いくぶんあります。
割りかし・・かなり・・です(笑)
スピリチュアルと聞いて何を思いますか?・・
浮世離れしたもの・洗脳・・・。
そんな捉え方をされるのが半ば面倒で、
一時はスピリチュアルライフコーチと名乗らず、
ライフコーチにしとこうか、などと考えたこともある小心者でした。
しかし、私がいうスピリチュアルとは、
魂の目的に沿って現実人生をよくする生き方・考え方・楽しみ方。
見えない世界を利用して最適に幸せになることです。
浮世離れしたことでは意味がありません。
どんな捉え方をされても私自身は『スピリチュアル』がしっくりくるのです。
で、『スピリチュアルライフコーチ』と名乗らせて頂いています。
私は、他の子供より見えない世界を、
敏感に感じる子供だったかもしれません。
(親が心配してかよく祈祷師みたいなところに連れて行かれましたので)
しかし、誰しもピュアな子供の頃は目に見えない世界を、
無意識に受け入れて生きていたのではないでしょうか。
そんな私も成長する過程で、
親や社会の教育から、『感じる』ことに従うことは、
危ないこと・いけない事だと思ってしまった。
子供って親に愛されたいじゃないですか。
親の顔色を敏感に感じ取るんですよね。
どうしていれば愛されるか?
どうすれば認めてもらえるか?
どうしたら失うものを最小限にできるか?
こんなことを考えるようになって
自分らしさを心の奥に押し込んで、
パタンと蓋をして鍵をかけてしまったんです。
自分に鍵をかけると、自分の人生では無くなっていくんです。
顔で笑って心で泣いてる状態なのですね。
でも嫌な感情をを味合えば味合うほど、
こんなのは嫌だって感情も生まれてくるものです。
自分はどう生きたいかが分かってくるのですね。
このスピリチュアルとの出会いで、
ピュアな子供の頃のように、
見えない世界を受け入れられるようになって、
自分らしさを取り戻していったんです。
自分に従って生きると宇宙が最適な方向に導き応援してくれます。
私は子供の頃にかけてしまった鍵を外すまでに、
長い時間がかかりました。
たくさん泣いて、怒って、苦悩して。
こんな遠回りしなくてもよかったのかもしれませんが、
スピリチュアルライフコーチのお仕事をさせて頂く伏線になっていたと思うと、
人生の仕組みの壮大さを感じ感謝の気持さえ湧いてくるんですよね。
人生で起きる出来事は意味があります。
その意味で、起きた出来事の意味を考えます。
クライアントの方にも「起きた出来事の意味はなんだろう?」
と考えましょうとお話しますが、
そこで何でもかんでも意味づけを考えてしまい、
事態を悪化させたり、
時には自分の都合の良いように意味づけしてしまう方もいます。
たとえば、
ぎっくり腰になれば痛みを我慢して「この意味はなんだろう?」
「ぎっくり腰になったら、まずは病院に行きましょう」
仲違いをしている旦那さんが怪我をしたら「宇宙が私に応援してくれた」
「気に食わない旦那さんをご自身のために宇宙が怪我をさせることはありませんので、人として旦那さんの怪我の状態を案じるべきです」
また、細かいことまで気にしすぎて、おっかなびっくり過ごすようになったり。
なんでもかんでもスピリチュアルに結びつけてしまう現象です。
大きな出来事の意味をじっくり考えるということで、
何でもかんでもスピリチュアル的に考えすぎては前に進めません。
結果、前に進んでいけない体質になってしまいます。
また自分で振り払える出来事は、
蚊に刺されたと思いポリポリかいて、進んでいけば良いのです。
その上で、
人生で起こる大きな出来事はトラブルではなく、
宇宙からのメッセージ・成長の目的のためのことがあります。
人生のスピリチュアルな仕組みを知ることで、その意味を紐解いていけます。