人生には様々な出来事が起こります。
その中でも、起きて欲しくないことがトラブルですよね。
ところが、同じ出来事でも、ある人はトラブルと感じ、別の人は良い勉強をしたと感じる人もいます。
そのことから、ある人はトラブルと感じ『トラブル』と言うラベルを貼り付けたと言うことも言えます。
トラブルと選択しない事も出来ると言う事です。
そうは言っても、落とし所が分からなければ、自分の中に広がった辛い感情は手放せるものではありませんよね。
スピリチュアル的にはトラブルと感じるものは、人生の課題であり学びのテーマであることがほとんどです。
この世の人生は、経験し学び成長するためのステージです。
なので、人それぞれ起きる出来事も違い学びのテーマも違います。
自分に起きたトラブルと感じたことを振り返ってみると、大抵が自分の苦手とすることだと気付きます。
苦手なのでトラブルと感じてしまうのです。
NOと言えない人には、勇気を出してNOと言わなくてはならない課題。
依存の強い人には、自立しなければならない課題。
人の意見に振り回されてしまう人には、自分軸を持たなければならない課題・・・・。
固執が強い人には、その固執からますます苦しめられることを知り、固執を手放すという課題。
その苦手な部分を克服するために仕組まれた課題だからです。
そして、苦手な部分を乗り越えクリアしない限り、何度でも手を変え品を変え同じようなトラブル・問題が起こります。
酷いと思われるかもしれませんが、実はその人にとって最適な事が起きていると言うことです。
その意味で、トラブル・問題が起きたときに、運が悪かったとか、相手の欠点や行為に焦点を当てるのではなく、
相手が変わってくれることにエネルギーを使ったり、願うのではなく、問題の本質に目を向けることです。
問題の本質とは、どんな意図で起こった出来事か?ここで自分はどんなチャレンジをしなくてはならないか?
何を学ぶべきなのか?これをクリアしたらどんな成長があるのか?
起きた出来事は他者の問題ではなく、自分が成長し幸せになる延長線上の出来事です。
しかし、自分が乗り越えクリアすれば、その姿を見て他者も成長します。
そして勇気を出し、その課題をクリアすると、宇宙からご褒美が得られます。
そして、トラブル・問題が起こったときに重要なことは、自分はダメな人間だとか、人より劣っているとか、神に見放されたとか、そんな事は決して思ってはいけません。
せっかくの成長のチャンスが無駄になってしまいます。
自分は、価値ある愛すべき存在であることは間違いありません。
自分が、トラブル・問題と貼ったラベルを、成長のテーマと言うラベルに貼り替えることをお薦めします。
自分の課題を他者に委ねても根本の解決はできません、解決できるのは自分の少しの勇気と行動だけです。
勇気と行動が、次のステージの扉を開ける鍵です。