ときに他人のせいにしてもOKです！
「あいつのせいだ！」
と怒ってもよいのです！

しかし、一時的に！という条件付きではあります。

何か起こると自分のせいにしてしまう人がいます。
実は私もそうでした。
悟ったように「自分が浅はかだった」「結局決断したのは自分」
「全ては自己責任」・・・
などと自分を責めることを味わっていました。
ちょっとしたサディスト気取りです（笑）

何か起こると自分を責めてしまいやすい人は、
無能感や無気力の感情におちいりやすいのです。
私もサディスト気取りの時期は、
感情はダダ下がり悲嘆し無能感・・無気力におちいっていったものです。

この感情は一番低い感情です。
そうなると無能感よりずっと上の怒りの感情の方が良い。
その意味で一時的に他者のせいにして怒りを持った方が
感情を上げるのにはたやすくなります。
上の感情に移動しやすいのですね。

感情（波動）は飛躍できません。
一気に何段階も飛び越えることができないのです。

階段をのぼることをイメージしてみて下さい。
一段ずつ階段をのぼっていく、
頑張っても2段飛ばし・・3段飛ばしは出来そうもありません。
そして下の感情に行けば行くほど一つの階段の高さが高くなっていきます。

一番低い無能感まで下がってしまうと、
上に行く気力が無くなってしまう。
下から上を見上げると、
自分が行きたい希望の感情の場所がはるか遠くに感じてしまう。

怒りの感情で止まっていれば、
そこから不満・いらだち・我慢に持っていき、
こんな気分でいても退屈なだけ、希望を持って前に進もう！と
あれよあれよと希望の感情までたどり着いてしまいます。

一番怖いのは、自分の感情をコントロールできなくなる状態になってしまうことです。
自分を責めると無気力になり、躁鬱という病名がつけられることになりかねないのです。
そうなると自力で波動を上げることは出来なくなってしまうでしょう。

その意味で、一時的に他者に怒りを持ってもよいのです。
健康的とさえ言えます。
感情が上がれば、その時の怒りは蒸発するように消えていってしまいます。
「バカヤロウ！」と怒ってスッキリして波動を上げてしまいましょう！

＊「バカヤロウ！！」はカラオケボックスなどで叫ぶのがおすすめです。