日本は先進国の中で、自殺者がトップだということを知っていますか?
トップといっても全然喜べるトップではありませんよね。
日本人は思いやり気遣いも世界ではトップクラスといわれています。
喜ばしいことですが、それが生きずらくいているようにも思えます。
日本人は『〇〇しなければいけない』という観念が強いんですね。
観念イコール思い込みなのですが、
たとえば、
携帯メールの返信は3分以内にしなければいけない。
メールの終わりは縁の切れ目。
という女子高校生の思い込み。
とても窮屈ですが、ルールなのでしなければならない。
親が動けなくなったら同居しなければならない。
困った人がいたら、自分はさておき助けてあげないといけない。
何か貰ったらお返しをしないといけない。
この思い込みの何処がいけないの?と言われそうですが、
大勢の人が信じていることだからといって、
しなければならない、ということはないのではということです。
スピリチュアルライフコーチをさせて頂く中、
自分をないがしろにして他者に専念し、
本人が幸せで無い人をたくさん見てきました。
鬱という病名をつけられている人も。
そして一人で抱え込み、中には自殺することもあるようです。
自殺するほど辛いのに、しなければならないに束縛され、
周りが信じていることを自分も信じなければ、
道徳心にかけた人と見られ、世間から爪弾きされると思い込む。
ここで、
私たちはこの世この世界に生まれたとき、
神から選択する自由を与えられてきたことを思い出してみて下さい。
自分を大切にする選択を選択ができないのは、
自分にとって間違った思い込みがあるからなのです。
その意味で思い込みが人に与える影響力の強さは、
計り知れないのでは無いでしょうか?
ときには、命さえ奪ってしまうのですから。
自分を犠牲にしてまでする選択は、
他者を喜ばせたいからですか?
他者を幸せにしたいからですか?
そんな選択は長続きしないのではないですか?
外国では、
『周りを喜ばせるために、まずはあなた自身を喜ばせましょう』
という表現があります。
じつは、
あなたが幸せでないとき、周りを幸せにすることはできません。
あなたが幸せだと、それだけで周りが幸せになれるんです。
思い込みを持つべきことは、
自分の幸せの波動が、大切な人を幸せにしていくということです。
全ては波動である、ということです。
あなたの周りに、人生を窮屈にしている人がいたら、
「自分が幸せになることが周りの人生も良くしていく」
ということを教えてあげて下さい。