子供は親の価値観に大きく影響されます。
親は子供を心配するがゆえ、条件付きの愛になりがちです。

何気なく言った言葉が、
子供を大きく傷付け長い間苦しめてしまう事があるんです。

私は人生のスピリチュアルな仕組みを学ぶことで、
私たちは生まれてくる前に自分で人生の目的を決め、
その目的に最適な親さえも決めてくることを知りました。
（私）「今回はこんな親の役をお願いできる？」
（母役）「ちょっとキツイ役だけどOK、めいいっぱいやらせてもらうね」（私）「ありがとう。次回は私が母役やっても良いからね」
こんな感じです。

なぜこんなに苦しめられる母のもとに生まれてくる事を
選んだのか？
そこから学びがあるとすれば何を学んだのか？

心に問いかけると色々と学ぶことがあったと気付いてきました。
その一つの学びは、子供にとって何が大切なのかです。

私には一人娘がいますが、
自分が子供の頃に嫌だったことはしないと、意識を持って接してこれたことです。

母との親子関係から、私は自己肯定感が下がり自信を失いました。
母を嫌いになり、自分も嫌いになり、
生きていくことが苦痛になってしまいました。

心が健康ではないと幸せから遠のく、
心の健康が一番大切だということを経験から身をもって学べました。

娘は良く言えば、マイペースで人に振り回されない、
自分が大好きで他者も認め讃えられる、
そしてチャレンジ心旺盛な性格です。
悪く言えば、自分が納得できないことはしたくない、
歩調を合わせられない面倒くさい子供でもありました。

親というのもは、子供が学校の方針に従い、
皆と同じ努力をしていれば安心なものですが、
他の子と同じ方向を向いてなくても、
自分の心を大切に生きている娘を応援してあげることもできました。
これも母との経験のおかげです。

もし人生のスピリチュアルな仕組みを知ることがなければ、
娘の心を傷つけ、条件付きの愛で育ててしまっていたのではないか、
そう思うと、自分の子供の頃の体験が有り難くも感じてきます。
何より自分の子供というより一つの魂として接することができました。

起きた出来事の意味を知ることで、
私のダダ下がりの自己肯定感も上がっていき、
自信を持てるようにもなれました。

他者の心を傷付けてはいけない。
他者をリスペクトする気持ちを持たなくてはいけない。
個性は十人十色、違っているから素晴らしい。
といった知識を持っていても、理解し実行することは難しいものです。

人は経験することで理解が深まります。
経験は痛みを伴う事がありますが、
乗り越えることで成長していけるんです。
そして痛みを知っているから他者に対して行動できる。
痛みを知ることで喜びを深く感じられるんです。

私はこのスピリチュアルな仕組みを学び、
スピリチュアルスピン（受けた痛みの意味を知る）する事で、
母に対する怒りから解放されました。
こんなツライ母役を引き受けてくれたことに感謝です。

人生で起きる出来事には意味があります。
そのことを紐解くことで、人生の目的が見えてきます。

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